YouTubeなどの動画でもよく見かけるのでピカピカのアルミ玉作り。
子供が夏休みの課題で作りたいと言うので、一足先に自分で作ってみました。
基本的には丸めて、叩いて、磨くですが、注意点も踏まえて作り方の詳細を紹介していきます。
準備
材料
- アルミホイル1本(16m)
16mあれば、直径5cmのアルミ玉が2個は余裕で作れます。
道具
ゴムハンマー(大きめがオススメ)
プラスチックハンマーは少し大きめがいいです。
手は疲れますが、叩く面が大きいので的を外しにくいので整形しやすいです。
鉄ハンマー(小さめ)
鉄ハンマーは最終調整で細かく叩き込んでいくの小さい方がいいです。
紙ヤスリ(耐水)
紙ヤスリは目詰まり防止で水を使って磨くので耐水性が良いです。
研磨剤
最後の仕上げ磨き用でピカピカにするには必須です。
いらない布やタオルなどで磨きます。
作り方
では、さっそくアルミ玉の作り方を紹介していきます。
1.アルミホイルを丸める
まずはアルミホイルを丸めます。
アルミホイルの端が表面にくると叩いているときにペラペラとはがれます。
端は玉の中に織り込むよう丸めるのがコツです。
ここでの丸め方が最終形状に影響を与えるので、球体を意識して丸めていくといいです。
2.叩く
手で固めたら、叩く作業になります。
この工程はひたすら叩くだけですがとにかく長い(数時間)です。
まずプラスチックハンマーで叩いていきます。
最初から強く叩くと変形するので、最初は弱く、徐々に強くしていくと形を整えやすいです。
プラスチックハンマーで強く叩いても変形しない程度まで叩きます。
次は鉄ハンマーです。ここからは、特に注意が必要です。
叩くときにハンマーの角がアルミ玉に当たってしまうと、凹みができてしまいます。
凹むと修正ができない可能性が高いので注意です
数回に分けて叩いたのですが、プラスチックハンマーで2時間、鉄ハンマーで3時間くらいは叩いていたと思います。
アルミ玉の表面は手でなでた時に凸をほとんど感じないくらいになっていると次の工程が楽です。
これ以上叩いても変形しないところまで叩いたら、この作業は終了です。
3.磨く
水に紙やすりをつけながら、まずは荒い番手で磨いていきます。
紙やすりはアルミ玉より大きく切って使うと、やりやすいと思います。
#160で表面の凸凹を取ります。叩いていた時に見えなかった凸が浮き出てくる感じになります。それをすべて削りとります。
あとは、#240,#400,#600,#1000,#2000と目の細かい番手にしていきます。
番手を変えていくタイミングは前の番手の傷が無くなるかどうかです。
#1000くらいから光沢感が出てきます。
4.仕上げ
研磨剤で磨きます。
磨いた後に拭きあげれば完成です。
写真を取って気づきましたが、全面が光沢なので魚眼レンズみたいに360度周りが写り込んでいてビックリです。
アルミ玉完成!
改善点と注意点
改善点
全体的にピカピカに仕上がりましたが、細かいところを見ると小さな凹が多数見られます。
これをなんとかしたいです。
注意点
後半強く叩いていると形が崩れてしまいます。
出来る限り丸い球体に近づけるには力加減が必要です。
さいごに
今回作ってみて、結構ピカピカになるし、こだわって作るのも面白うそうです。
なので、改善点も踏まえて第2弾もやってみたいと思います。
あと夢中になりすぎて製作中の写真を取るのを忘れてしまったので、写真も撮りたいと思います。