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ContactForm7のスパム対策-reCaptcha by BestWebSoftがダメな理由-

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「Contact Form 7でreCaptchaを設定したのに、なぜかスパムメールが止まらない!」

もしかしたらあなたも私と同じ落とし穴にハマっているかもしれません。

私もスパム対策にreCaptcha by BestWebSoftを使っていましたが、全く機能せず、毎日大量の迷惑メールにうんざりしていました。

原因を突き止めた結果、reCaptcha by BestWebSoftの無料版には致命的な問題があったんです。(詳細は後述)

この記事では、私が実際に試して効果があった無料で代替できるContact Form 7のスパム対策プラグインをご紹介します。

同じ悩みを持つ方のために、備忘録として情報を共有できればと思っています。

おすすめの代替えプラグイン(無料)

reCaptcha by BestWebSoftでスパム対策できないときのおすすめプラグインは次の2つです。

  • Really Simple CAPTCHA
  • WP ImageCAPTCHA

プラグインの特徴は次の通りです。

プラグインCAPTCHAの特徴費用
Really Simple CAPTCHA 画像の文字を入力無料
WP ImageCAPTCHAキーワードと同じ画像を選択無料(有料でプロ版あり)

どちらも画像を使った認証で、設定もショートコードの入力だけなので簡単に設定できます。

ここからはそれぞれのプラグインの特徴と設定方法を紹介します。

プラグインReally Simple CAPTCHA

概要

画像に記載されている文字を入力欄に入力して認証するスパム対策プラグイン。

実際に問い合わせフォームに設置した画像です。

設定方法

ここからReally Simple CAPTCHAの設定方法を説明します。

「プラグイン」→「新規プラグインを追加」と進み、

「Really Simple CAPTCHA」

と検索して、インストールします。

あとは、ContactForm7の問い合わせフォームに下記のコードを入力して完了です。

<label> 次の文字を入力してください [captchac captcha-1] [captchar captcha-1] </label>

簡単に説明すると、

captchac captcha ・・・文字が記載された画像

captchar captcha・・・文字の入力欄

ハイフンの後ろの数字は同じであれば1ではなく任意の数字でも大丈夫です。

もっと詳しく知りたい方は下記のページを参照してみてください。

https://contactform7.com/ja/captcha/

ContactForm7の内容を変更した際は、ショートコードの更新に注意してください。

プラグインWP Image CAPTCHA

概要

キーワードと一致する絵柄を選ぶタイプのプラグイン

設定でユーザーがフォームの入力を開始するまで非表示にすることができます。

設定方法

「プラグイン」→「新規プラグインを追加」と進み、

「WP Image CAPTCHA」

と検索して、インストールします。

このプラグインを有効化したら、下記のトグルを入力したら完了です。

[cf7ic]

ユーザーがフォームの操作をするまで非表示にしたい場合

[cf7ic “toggle”]

このプラグインは有料のプロ版があります。

プロ版にすると、ログインやコメントで使えたり細かい設定変更ができたりします。

reCaptcha by BestWebSoftの問題点

ネット上ではContactForm7のスパム対策にreCaptcha by BestWebSoftを使う記事が多いです。

ですが、実際に設定してみるとスパム対策になっていませんでした。

reCaptcha by BestWebSoftが悪いわけじゃない

reCaptcha by BestWebSoftが悪いというわけではありません。

reCaptcha by BestWebSoftは無料版でもログインやコメントのスパム対策に有効なプラグインです。

無料版のreCaptcha by BestWebSoftではContactForm7の設定ができないということです。

実際に設定画面を見ると、プロ版(有料版)の方にContactForm7の設定があることがわかります。

実際にreCaptcha v2を設置してみると

reCaptcha by BestWebSoftを使ってreCaptcha v2をContactForm7の問い合わせページに設定して、reCaptchaが機能しているか調べてみました。

あえてreCaptcha v2にしたのは、機能していれば「私はロボットではありません」のチェックボックスがでるはずだからです

方法は「”reCaptcha by BestWebSoft” Contact Form 7 スパム対策」で検索すると出てくるもので試しました。

各種設定を終わらせて「reCaptcha Shortcode」にあるショートコードを問い合わせフォームに張り付けて確認しました。

reCaptcha v2が機能していれば「私はロボットではありません」のチェックボックスがでるはずですが、私が確認した限りでは表示されませんでした

つまり、無料のreCaptcha by BestWebSoftではreCaptchaが機能していませんでした。

けんぞう

reCaptcha v3を設定していてもスパムメールが大量に送られてきたので当然の結果ですが。。。

reCaptcha by BestWebSoft有料版を使うべきか

reCaptcha by BestWebSoftの有料版を使えば、reCaptchaは機能すると思います。

ですが、上記で紹介した無料プラグインのスパム対策もあるので一度試したうえで検討してみるが良いかと思います。

私の場合は紹介した無料プラグインでスパムメールは無くなりました。

まとめ

今回はreCaptcha by BestWebSoftの問題点と無料の代替プラグインとしてReally Simple CAPTCHA、WP Image CAPTCHAを紹介しました。

スパム対策はサイトの信頼性向上にもつながります。

それぞれのスパム対策プラグインの特徴を理解して、自分のサイトにあったものを選ぶことが重要です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。